小学生の時に
まっかだな
という曲を歌ったのですが、千葉市にはそんなに「まっか」という紅葉は無く、もみじも黒っぽく、あとは枯葉色や黄色だったので、
「おおげさな歌だ」と子供心に思いながら歌っていたのです。
先日の旅行中、友達と紅葉の好みについて話していたとき、友達の一人が
「日が傾いてきて、葉の後ろから光が差した時」
と言った。
どういうことだろう。逆光じゃ眩しい上に葉は影になって真っ黒じゃないか。
その友達は真面目すぎる故なかなか独特なセンスを持っていたので、まあ彼の中で何か特別なシーンがあったのだろうと思った。
神社に行った時に日が傾きだし、柔らかい秋の光が赤ちゃんの髪やらほこりやら、微細なものを黄金色にしはじめたとき、
重なり合った薄手の赤い葉が静かな光を背に受け、神様を感じさせるステンドグラスのような美しさに輝きだした。
ああ、これか。ため息が出た。
そこを指差して友達に見せたら、友達がそう、これだよ、と嬉しそうに言った。
まっかな曲は大げさじゃなかったんだなと、北のほうの紅葉を見て、燃え立つような赤を見て思いました。まっかな秋。
ちなみに私は曇り・明るい灰色で湿度の高い日の紅葉が好きで、
息子は一本の木に黄緑から赤までのグラデーションがあるのが好きだそうです。
輝く銀杏の黄色も好き。これについてはまた書きましょう。リンクするアニメーションがあります。
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今日も秋雨。 身体をあたためて、広げましょう。
良い日を。