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「無差別咀嚼」
その人の灰汁や強めの癖をひとつの特徴として眺めるのが好きなので、嫌いという枠に入れる人が殆どいない。なめらかな表皮の人もいればカメレオンのような鱗の人もいるし、棘だらけの人もいる。 攻撃的な人や悪意のある人は一緒に居て憔悴してしまうので、避ける。...
2017年11月1日読了時間: 1分


「まっかな秋」
小学生の時に まっかだな という曲を歌ったのですが、千葉市にはそんなに「まっか」という紅葉は無く、もみじも黒っぽく、あとは枯葉色や黄色だったので、 「おおげさな歌だ」と子供心に思いながら歌っていたのです。 先日の旅行中、友達と紅葉の好みについて話していたとき、友達の一人が...
2017年10月21日読了時間: 2分


「ラッピング」
ラッピングは自分でするのが好き。 手紙を書いたら封筒も自分で作るのが好きです。 ひとつは友達の個展に行くのに、差し入れとお手紙。 もうひとつは以前友達にあげたプレゼント。木のお皿。 そういえば昔々、画廊でアルバイトしていたとき、友達が東ドイツ人と付き合っていて、...
2017年9月22日読了時間: 2分


不思議なフィードバック
お客様から、こんな感想が届きました。 研究職を経て現在は教職をされている50代の女性です。 静かな佇まい、知性を感じさせる落ち着いた方でしたので、驚き、また嬉しく思いました。 ご本人の許可を経て掲載します。 ありがとうございます。 ・・・・・・・・・...
2017年9月15日読了時間: 2分


「差し伸べられた手:音楽と手の形」
ウェブマガジンの9月号がアップされました。 こちらをクリックしてください。 今月は「音楽と、手の形」について、書きました。 これは誰でも体感してることだと思うんです。 リンクを踏んで、お読みください。 日差しが出てくると、緑きらきら。 良い午後を。
2017年9月2日読了時間: 1分


「後ろに作品が」
本日夜、勅使河原三郎のダンス作品「月に吠える」を観て来ました。 勅使河原さんと佐東利穂子さんのどこが好きかって、腕の重さを思い切り投げ出して踊るのにしなやかで、それでいて手首から先が鎌のようで、激しいのに無音。 神経反射や痙攣的な動きをしてるのにも関わらず、実体を感じさせな...
2017年8月25日読了時間: 3分


サマーソニック
毎年、行けるときにはサマーソニックの中のアロマソニックで、もみもみしております。 総取りまとめは小松ゆり子さん。(下線部分で彼女のページのリンクが開きます) 私よりも年下ですがそれはそれは凄いパワーの持ち主。一度決めたことはブルドーザーのように押し進めていく建設的な力がある...
2017年8月19日読了時間: 1分


「身体について個人的に感じること 5」
手のはなし。 お客様から、「手が温かくて気持ち良い」と良く言われます。 「私は心が冷たいから、手も冷たいの」という方もいらっしゃいます。 この仕事をはじめた時には、特に冬は手が冷たくて、洗面器にお湯を張って手を温めたりしていました。冷たい手で素肌に触られたら、鳥肌が立ってし...
2017年8月11日読了時間: 2分


「眼福・桃源郷の果物」
林檎、無花果、ナッツ。 木に生る(なる)ものなら何でも大好き。 昨日ポルトガル料理屋さんで、「桃のコンポート・ココナッツアイスクリームと桃のジュレを添えて」をわけてもらって(殆ど私が食べた)天にも昇る気持ちになっていたら、今日桃がやって来た!凄い。ありがとうございます。...
2017年8月10日読了時間: 1分


「身体について個人的に感じること 4」
「魂を乗せて・あなたが壊れないように」 店主が毎月原稿を提出している、ウェブマガジンの8月号がアップされました。 今月は、身体を触りながら感じることを書きました。 乗り物が完全に動かなくなったら、魂は次のところへ行くのだと思います。 乗り物を降りて。 ...
2017年8月6日読了時間: 1分


「信頼と開放」(長文)
ケルン放送交響楽団の首席として活躍されているヴィオラ奏者の村上 淳一郎さんの公開レッスン&リハーサルに行ってきました。 (去年の公開レッスンが素晴らしかったので、心待ちにしていた) 学生さんの演奏は確かに、立派なメロディーに模範的な音の強弱なのですが、なぜか退屈だし、頑張っ...
2017年7月23日読了時間: 3分


「かしらかたのいのち」
今日はどうも昔から何度も深い縁があったようなお客様がいらして、 施術をして、その後お話して、 その方と共に、命がとても太くなった感じがしたのです。 その方がお帰りになった後、この歌が強く何度も登って来たので、歌いませう。 。。。。。。 みなになるまでくうたれども〜 ...
2017年7月7日読了時間: 1分


「生きること:排泄物」
ウェブマガジンの7月号が出来ました。 友達の一人に、なぜか顔を付き合わせる度にこの手の話になってしまう人がいます。 食べてるときにもこの手の話。 排泄物、体液、生き物を食べて自分の身体の一部にすること、死体、善悪。 生き物を食べないと生きてゆけず、あらゆる体液を作り出してし...
2017年7月5日読了時間: 2分


「大量の甲虫」
黒い髪の女性と二人でゆるい坂道を歩いていたら、空から2センチくらいの黒く細長い甲虫がぱらぱら落ちてきた。けっこうな数で、虫の雨のようだった。 「ゴキブリ。あの家から」 と左にある家を指して彼女が言った。 飛ばないので、落ちてくるだけだ。 怖くもないし、気持ち悪くも無い。...
2017年7月4日読了時間: 1分


「沖縄」
大人7人大学生1人小学生3人幼稚園児と3歳児、総勢13人の大家族(4人欠席)で沖縄に行って来ました。(個人的には7年ぶり3度目) 巨大水槽水族館、海、国立公園の熱帯森ツアー、市場。 緑や家の外観を見ることと、最少人数でのネイチャーツアーが良かった。(イルカショーも良かった)...
2017年7月3日読了時間: 2分


「風をあつめて」
「風をあつめて」って曲がありまして。 歌詞が好きで、今日のような静かな朝は脳内に情景が浮かびます。 場所は道とか、珈琲屋。 静かな目の前の日常を感じていたら、 急に、どこまでも広がっている予感の遠景がくっきり見えた。 だから僕も、風をあつめて、風をあつめて、風をあつめて、...
2017年6月29日読了時間: 1分


「珍しい楽器」
夏至の山超え、こんにちは。 先日いらしたお客様が、何か変わったものが入っていそうな、細長く薄い鞄を持っておりました。 その鞄は何ですか。 楽器です。見せましょうか。 細長くて薄いので、弦楽器の一種かな?と思ったら、細い竹が綺麗に並んだものが顔を出しました。...
2017年6月22日読了時間: 2分


「連結し続ける音楽::アドルフ・ヴェルフリ」(長文)
以前友達の「夜の誕生会」に呼ばれた折に、木でできたお皿をピカソのリトグラフと水色の幅広リボンでくるんだのをお祝いに持参して参加したらば、 そこに彼女の家に同居していたアールブリュットを研究しているトルコ人がいた。 そのとき私は日本の作品集を4冊持参したので、彼女と(通訳つき...
2017年6月18日読了時間: 3分


「自力で幸せを」
息子が第一志望の会社に内定を貰った。 彼が自分の個性や社会的な位置付けを考えながら話すようになってからは、とにかく「母」という立ち居地を外して接することに集中してきた。 母というのは恐ろしいもので、まだ経験の浅い青年が、青年の目で感じた世の中の仕組みというものを報告してきた...
2017年6月14日読了時間: 2分


「身体について個人的に感じること 3」
「寝息、いろいろ」 雷が樹を縦割りするように轟く夕刻、次のお客様を待っております。 今回は寝息の話。 施術が進んで、お客様の身体が開いてくると、身体全体が広がって来ます。 ハムスターや猫がリラックスすると液体毛皮のようになりますが、あんなイメージ。...
2017年6月7日読了時間: 2分
