• 秋山妙子

音と体の話


こんにちは。

先日ピーラーバラカンさんのイベントで、素晴らしいセラピストチームとお客様を揉んで来ました。

そこで、参加していた鍼灸師さんと、音楽を身体のどこで感じるのか、という話をしました。

倍音を響かせるような打楽器を演奏・指導している友達がいるのですが、

彼女は音の響き方を、右目の奥の筋肉の「感じ」で精度を計っているそうです。

私は音の広がりの精度や、均質な感じを確かめるときには、鼻腔の奥に地平が開ける感じがします。

それに気づいてから、ライブや演奏会に行くときは、

「この音は身体のどこで聞くのが一番響くか」

と考えて、胸腺、手のひら、眉間、みそおち、わきの下、子宮、など色々な場所を開きながら音の響きを確認しています。

他に鍼の精度を舌筋で計る先生の話もしました。

こういうことって、わざわざ口には出さなくても、誰でも微細にやっていることだと思うのです。

こうした、自分に一番フィットする「響き」に当たったときの身体の感じを覚えておくと、日常の中で自分を守るために使える小さな光のようになると私は考えています。

そんな感じを、探していきたい。

私は一人一人を「特殊な生き物」としてどこまでも観察しますし、その方に分け入っても分け入っても飽きることはありません。

アカの他人に向かって脱力に向かうときの表情、指先、ゆだねる力と脱力の勇気。

体系化する力はありませんが、個体の有り様を味わいつくす、そんな接し方で人を触っています。

ご興味のある方は是非いらしてください。

秋は気圧や温度の変化が激しく、装備は完璧でも気持ちが追いつかない人もいるでしょう。

「助けて欲しいんです」と手を伸ばすことは高い敷居ですが、それを一瞬でも取り去ることで、想像以上に優しい世界がどっとこちらに流れ込んできます。

お体を酷使する元気の無い時は、人の力を借りて。

ではでは、今日も、良い日に!


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