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執筆者の写真秋山妙子

「これ、なあに?」


千葉の田舎にある父の家に行っておりました。

昨日は、水周りと尿意について皆様から沢山のコメントを頂きまして、嬉しい。笑

「水を触って尿意なんてそんなユニットバスで産卵しちゃう亀みたいな反射はお父さんだけだよ」

と思ってたら、まさかのコメント数に驚き、報告したら父も少なからず嬉しかったようで

「妙子が書いたのは、トランプ大統領がやってるやつかね」

と聞いてきました。(それはツイッター)

で、畑で取れたものをなんとかしようと、保存食の実験のようなことをしている父の台所の床には、お世辞にも清潔とは言えないような空き瓶が沢山並び、そこに

「これ、なんだろ・・・」

ってものが入ってたりします。

綺麗好きで賞味期限を守る妹がこれを見つけると 瓶を持ち上げた時点でもう、怪訝な顔。

「お父さん・・・これ、なあに?」

父はちょっと身構えて瓶の中身の説明をするのですが、妹はとにかく捨てたい。

「捨てようよ」 「いや、捨てない」

父と妹の面白いやり取りはさて置き、私は父の行動の発端みたいなものに興味が湧いてしまう性質です。

今日も瓶に、乾いた何かが沢山入っているのを持ち上げて、

「お父さん、これ、なあに?」 「かぼちゃの種。かぼちゃを食べたあと、干して取ってあるんだ」 「まくための種?」 「いや、炒ったら、食べられるんじゃないかと思って」

んー・・・・。よく富沢商店でかぼちゃの種を買うけど、こんな種じゃないけどなー。

「じゃ、私炒ってみましょう」 「うん、そうしよう」

いかにも中身のなさそうな、ひらたーい種を、気長に炒ってみました。

「できた!」

外皮を割ったら、中身の厚さ、0.5ミリ。薄すぎて取り出せない。

たまに上手く取り出せたのを食べると確かに滋味があって美味しい。

「これじゃ食べるところがないね」 「外側ごと食べられるんじゃないのかね」 「さっき食べてみたけど無理だったよ」 「いや、食べられる」

と父は外の皮ごと口に入れてもぐもぐやってましたが、そのあと普通に口から繊維を手のひらに出している。

爆笑しながら 「それ食べられるって言わないよ」 と言ったら 「捨てよう!」 と(気が済んだ)父がきっぱり言った。

そのほかにもひとつ、乾燥してある皮のかたーい豆を煮ました。重曹を入れないと硬いよ、と言いましたが、そのままで良いと父が頑張るので、そのまま煮ました。父は煮つづければ必ずやわらかくなるから大丈夫だ!と私が帰る時に豆を引き継ぎました。

唐辛子を粉にしてお茶に混ぜてみたり、自家製の干し芋を作ったら硬くて全く噛めなかったり、(口の中で溶かせばいいらしい)面白いです。

家に帰ってから、父に松ぼっくりのジャムの作り方を送信しました。

絶対作ると踏んでおります。笑

父と梅を取り。

梅と玄米と落花生をかついで帰って来ました。

明日、梅を漬けるぞー。

おやすみなさいー!


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