大阪のヘアサロン
でヘッドスパ講習をしてきました。
中来田次郎さんは、こんな方。大ファンです。私の髪をお願いしています。
ガウディやH・R・ギーガー(エイリアンのデザイナー)を思わせる特注造形家具や滝があって、素敵なサロン!!
生徒さんは6人。
午後3時半から開始して、解散時刻は9時半、長丁場ですが非常に楽しい授業でした。
ヘッドスパの基本はいくつかありますが、ヘアサロンのスタッフさんにまず知っていただきたいのが、
「触るときの気持ち」
なんです。
これは超初心者向けの触り方講習、「家族に触ろう、パートナーに触ろう」の展開版。
医療でも無い、美容でも無い。目的をどこに持って、どういう気持ちでお客様に触れていくか。
同じシャンプー台の流れでも、シャンプーが終わったら、そこで大きく気持ちを切り替えて、いざ、恍惚なるヘッドスパの世界へ。
シャンプー台での練習前にも沢山ワークをして、スタッフ同士の身体や頭を触りました。皆さん、感度もセンスも良くて、さすが。
ちょっと待って、その手は何をしようとしている手なのか、そのために身体をどう構えるのか、指のどこを、どう使いたいのか。
親指で頭を押したい。
その圧はお客様の身体のどこまで響かせるのか。
「柔らかいのにレーザーのようにお腹まで届く圧」
「身体が広がって感じる圧の抜き方」
などなど、1人ひとりに対して私が施術し、全員その違いを体感しました。
もっともっと、圧のグラデーションを美しく、ゆっくり分け入っていくことを恐れないで。
写真の男の子の目つきを見てください。
頭の後ろを指の感覚だけでさぐっていると、本当にこんな顔になります。
講義終了後、スタイリストさんたちはさらに残って、作品を作るとのこと。「今日は、オーナースタイリストの家に泊まるんです」って楽しそうに言う。皆さん、根っから職人。タフで素敵でした。
また半年後やりましょう、と言っていただき、感無量です。
ありがとうございました。
一度の講習でお客様から「どうしたの」ときかれるほど上達します。
ご興味のある方はどうぞお気軽にお問い合わせください。
ではでは、今日も、良い日に。