最近お客様と話していて思うのですが、
体がゆるんで弾力がついてくると、
自然に「新しいことをしたい」って気持ちが沸いてくることが多くなります。
新しい体験
新しい色
新しい服
新しい関係
お話に添って聞いていくと
「何か、楽器をやってみたい」という方がけっこう、いらっしゃる。
うーん、これは凄く素敵なこと。
しかも年齢が上がってくると、モテたいからじゃなくて
純粋に「なんか、この楽器の音が好きで・・・・」
っていう、自然な理由。
いいなあ!
(モテたいのもまあ、自然な理由ですけど 笑)
さらに「この楽器の音が好き」ってのが皆、違うんです。
お客様から上がった楽器を並べてみましょう。
クラシックギター、ウクレレ、津軽三味線、オーボエ、フルート、オカリナ、アコーディオン、ハーモニカ。
いいなあ、個性豊かで、素敵だな。
大人になって、人生経験を積んで、その上で改めて楽器をやりたいって、とても豊かなことだと思います。
私は無理やりピアノを習わせられていた派で、楽器自体があまり好きではなくなってしまいました。 (特訓の機械に見える)
30才くらいかな、
昔のごくごく簡単な楽譜を、うんとスピードを落としたやさしい音で弾いたり、
友達にもらったコード表のコピーでコードの和音を押さえたりしたとき、
ピアノって、こんなにやさしい音だったのか、と驚きました。
ゆったり弾いていると、ベランダに雀が来て歌ったりしました。
今ピアノは実家に送られて、誰も弾いてません。
私が楽器をやるなら、コードを押さえる弾き方でゆっくり、やさしくピアノを弾いてみたいです。
★
どの楽器の音が好きかって、心の状態にとても共鳴していると思います。
新しい共鳴を想像して、それを手にするって、
本当に新しい世界へ踏み出すことだと思うのです。
丁寧に体の手入れをして、新しい共鳴へ。
写真は5線を一気に書けるペンです。笑
ではでは、サロンでお会いしましょう!