• 秋山妙子

反抗期はいづこに


今日、父の誕生日なのです。

梅雨のせいで(せいで?)朝シャキシャキと動けなさそうなので、昨日夜12時を過ぎたらすぐにメールを送ることにしました。

軽い会話が嫌いな父と、絵文字が苦手な私のメールはいつもかための文面になります。

何を書こうかなーと友達に話したら、

「反抗期はごめんなさいって書けば?墓に布団は掛けられないって言うし」

と言われ、ちょっと躊躇しましたがそうすることにしました。(素直)

私の記憶では、もう生理的に無理!!ってくらい父を嫌悪し、

そこに思春期特有の残酷さが加わって、

姿が見えるだけでも舌打ちせずにはいられないほど悪意を向けた対応に徹底していたのですが、

あれは我ながらひどかった。

あれは無いよな、と今でも思い出すのです。

「誕生日おめでとうございます。

昨日お客様と思春期の話をしました。

思春期にはお父さんには全身全霊で反抗してしまい、悪かったなと反省しました。

いつまでも元気でいて下さい。

また居酒屋で飲みましょう!」

と割とあっさりめに送ったらば、今朝早く返信が来てました。

「お祝いのメールありがとう。あいにくの雨で今日のゴルフは中止です今梅干し造りをしていました。メールの内容ですが妙子さんに反抗された記憶はありません。良い親子関係だったと思っています。それではまた」

なんだかとっても拍子抜けして、

父が鈍かったのか、

私が可愛すぎたのか、

父の記憶から消えたのか、

はたまた気を使ってくれたのか、

それとも、私のお得意芸、「3.5割増し捏造記憶」だったのかな。。。

まあ、そのまま受け止めませう。

そして次回の母の誕生日にも、同じ反省文を送ってみたいと思います。

梅雨らしい、日。

漱石が、銀の雨の中に切り立った室内を、とても美しい描写で描いていたのを引用したくも、

思い出せないのが残念。

写真は父が竹から作った、炒飯をかき混ぜる道具です。 (完成時しばらくは靴べらだと言っていた)

良い日を。


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