top of page
執筆者の写真秋山妙子

碧い春


これは帰り道に撮った、夜の公園の時計。 帰宅しました。今日のお客様は静岡から、中国から、江戸川から。

こう書くとすんごいサロンみたいですけど、皆さん色んな用事をくっつけてこちらにいらっしゃいます。どちらにしろ、ありがたいことです。

有客自遠方来 不亦嬉

お客様有り、遠方より来たる、また嬉しがらずや

家に着いたらポストに包みが入ってた。

印刷した宛名が貼ってあって、

開けてみたら「たえちゃんが好きそうだから読んで!」のメモとともに、本が入ってました。

ありがとう。読みます。

深夜の帰り道は樹々の芽が吹き出す準備をしている様子を感じました。

夜は芽よりも先に何か透き通った揮発性の高いものに満ちて、音楽が綺麗に耳から注がれて広がり、

まだ春は碧いけど、シャガールの夜みたいで、美しかった。

今年もまた、春が。

おやすみなさい。


閲覧数:10回0件のコメント
bottom of page