• 秋山妙子

「身体について個人的に感じること 5」


手のはなし。

お客様から、「手が温かくて気持ち良い」と良く言われます。

「私は心が冷たいから、手も冷たいの」という方もいらっしゃいます。

この仕事をはじめた時には、特に冬は手が冷たくて、洗面器にお湯を張って手を温めたりしていました。冷たい手で素肌に触られたら、鳥肌が立ってしまいます。

それがあっという間にポカポカの手になる。これは手のひらや指先の皮膚が感覚器としての精度を上げるため、大量の血液が手の平に皮膚に集まるためです。

生徒さんを教えていても、「お客様の体の様子を手の平で感じて」「脂肪の奥の筋肉や骨を感じて」「筋肉の中のどこに段差(こり)があるか感じて」を指導しながら練習しているうち、生徒さんの手がボーっと熱くなってくるようになり、さらに進化すると「よし施術に入るぞ」というだけで手のひらの質感が変わってきます。

逆に、緊張や萎縮が入ると、施術中であっても手はみるみる冷たくなってしまいます。

先輩は手の感覚を上げるために、紙の下に髪の毛を置いて、何枚上からまでわかるようになるのかを訓練したと教えてくれました。

手の感覚が良くなって変わったことの一つに、動物に好かれるようになったことがあります。

犬猫と生活したことの無いこともあり、もともとあまり動物が得意ではないのですが、とてもなつかれるようになりました。

温かい手のひらにそっと触れられる。これは心満たされ、生きる力が充填される経験です。皆様に体験していただけたらと思っております。

さてさて、世間はお盆連休に突入。

皆パッキングに忙しく、ikiの予約は取りやすくなっております。

特にどこにも行かないわーーー!!と言う方、お部屋のお掃除、溜まった読書とともに、トリートメントへ是非どうぞ。

14.15.16はおやすみ、そして19日はサマーソニックのマッサージブースで揉んでます。

11(金祝)、12(土)、13(日)、17(木)、18(金)については、お気軽にメッセンジャーでお問い合わせください。

いつも忙しいママー!!ここぞとばかり小さい人をパパに預けて、施術を受けに青山一丁目で降りましょう。

身体をパイ生地のように広げ、美しいものについて、特別な出来事について、とっておきの楽しみについて、お話を聞かせてください。

帰りは一人で表参道くんだりのカフェに入り、自由に歩く人たちを眺めましょう、今の時間は自由なのですから。

ではでは、良い夜をお過ごしください。おやすみなさい。