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執筆者の写真秋山妙子

「体について個人的に感じること 1」


先日、100メートルバンジージャンプに行ってきたのですが、そこで気づいたことがあります。

飛び終わった後、私の体が明らかにこの出来事についてきていない様子だったのです。

多分、毎日5メートルずつ高いところから飛び降りることを続けながら100メートルまで達していたら、このようなズレは無かったと思います。

100メートルから落下なんて未経験ゾーンにいきなり放り込まれて、三半規管や皮膚、体の全ては、情報処理が大変だったのでしょう。

初めての経験は、なんでも疲れるものです。脳や体が、情報処理とその対応に追われます。

そんな訳で、初めてオイルマッサージを受けた方の中にも、術後に非常に疲れを感じる方がいます。

圧の強弱にかかわらず、大変な疲労感が生じる。

これは他人の手のひらで全身を触られる未体験に、皮膚をはじめとする体の情報が追いついて来られないのではないかと個人的に感じています。

子供の頃はお母さんが、手のひらで全身を撫で回してくれることもある。

でもオイルマッサージのような触られ方は、実はなかなか無い体験です。

手の平や指で全身を、しかも骨や筋肉に沿って触られていくなんて、セックスのときだって、殆ど無いのでは。

(そういう意味で愛に満ちた触れられ方のセックスが多い方は、疲れにくいかも知れません)

疲れるというのは感度の問題でもあります。

感受性の高い人は疲れを感じやすい傾向があるようです。

また、感覚を押し殺している方も、全身を触られることが引き金になるというか、呼び水になるようなことがあります。

今日はそういった可能性が感じられる初めてのお客様に、初めてハーフというか、オイルマッサージのお試し施術をしました。

下半身は着衣のまま軽くほぐして、上半身はスゥェディッシュ。時間も短く計40分の施術です。

下半身にサッカーのハーフパンツを履いているだけで、気持ち的に下着一枚とは雲泥の差。

皮膚を手のひらで触ることに慣れてもらい、どんな施術かを知ってもらう。

そして施術後に初体験の疲れが残らないようにする。

これは良い試みのようでした。オイルマッサージは受けてみたいけど、脱ぐことにどうも抵抗があるという方には良いと思います。

同じように、上半身はTシャツを着たまま着衣、足だけスゥェディッシュマッサージ、も良いですね。

受けてみようかなと思い立ったが吉日です。

抵抗のある方はどうぞご相談ください。

では、また、お会いできるときに。

おやすみなさい。


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