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執筆者の写真秋山妙子

体が受け止めているもの


体は、思っているよりも沢山のことを、というよりも、世界の全てを受け止めています。

さらに言うなら、世界の全てと、それを処理した、脳内で結論付けられた結果をも、受け止めています。

外からのこと。中からのこと。

ランニングでの足の疲れやパソコンでの肩こりに加え、口から入れたものとその量、喜びや脅えなどの感情、そして多分霊性のことまで。

お体を触って、「この方は我慢強いな」と思うことがありますが、我慢にも色々な質感があります。

それは我慢の条件というよりも、ひとえに我慢を受け入れる気持ちです。

「引き受けたからには、絶対良くしていこう」という我慢と、「なんで私ばっかり」という我慢の硬さは、筋肉の明るさがはっきりと違います。

パンパン、コロコロとしたむくみも、とくに精神的な面で、一気に思考が拡散し感情を伴って同時に進行してゆくタイプの方が持つむくみには、独特の質感があります。

やさしすぎる身体、というのもあります。

ビジネスマンとしては人が良すぎるタイプの、人との境界線を失ってしまうほどのやさしさを持った身体は、静かで、なめらかです。

私は施術中は殆ど眼を閉じて、皆さんの体を感じています。

この他にも感情によって体の硬さが変わります。

身体の声を翻訳して欲しいかた、是非いらしてください。

ご本人の頭が好奇心として身体の声を希望しても、その奥の気持ちが拒んでいる場合は、身体が開いてくれず、そこまで深く感じることができません。

そこを開かせるのが一番の理想でしょうから、私ももっと全力で集中します。

皆様にお会いすること、楽しみにしております。 おやすみなさい。


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