• 秋山妙子

濁流と髪の毛 NOTH  オト語り×モノ語り 江本伸悟 本郷幸子


音楽×物理の講義に行きました。

ヴァイオリニスト×物理学者。

音楽の最後は宮城道雄の「春の海」。

引っ掻き音(バイオリン)と打楽器(ピアノ)で演奏された春の海は、琴と尺八の演奏とはまた違う、海と言うより春の海の岩場、といった趣。(面白い)

会場までの道が、ちょうど建物間の風の抜け道になっていて、ダムの吹き出し口のような突風、自分の体重を使って歩かないと進まない。

増量した濁流のような風の川を遡って歩くのが、行きも、帰りも、楽しかった。

講義は色々と細かいことが胆石のように沢山身体に残った。

音楽は脇の下と、本日の強風で磨きに磨かれた髪の毛で聞きました。(ハグリッド的癖毛)

ドイツで良く注意されたんですけど、リズムの取り方。日本人のリズムは、上から下に落ちる感じで、弾まないんです。

の話に対して、世界を巡る画家の友達が

「日本人って人物クロッキーする時、ゼーッタイ上から下に描くのよ」と言い、

そういうの、何か無い?と聞かれたので、

むかーし、外国人の女性が

「日本男性は100%、キス、胸、ワギナの順で上から下に降りて来るけど、なんで?」

と言ってたのを聞いたよ、と話しました。

素晴らしい風。5月の風は強い力を持ち、深夜を走る雲が夜空を磨いているようでした。

良い一日であった。

おやすみなさい。


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