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父と子


仕事を覚えた子供はめきめき体力がついてきます。

朝6時から畑仕事をさせても元気です。

数字にも強くなったので他の仕事もどんどん頼める。

どんなに夜遅くなっても、朝は元気に起きてきます。

この子はいける。丈夫で頼りになる。

疲れたと言われても、甘やかしては駄目、癖になる。

すぐ元気に戻るし、なによりこの子は根性がある。

誰よりも働ける。自慢の子だ。寝なくたって平気なんだから。

そのうちちゃんとした食事をあてがうのも忘れてしまう。

そこまでしなくても、この子はいつでも元気だし、やれるから。

近所の人が心配しはじめて

子供は何も言わなくなってきます。

それが仕事で、それが人生なんだ。

この子は強いから、そのうち今の環境にも慣れる。

大丈夫。我慢強い子だし、もともと丈夫で病気をしたこともない、ちょっと薬を飲ませておけば。

ここで頑張らずにいつ頑張る。

さあ、あともう少し、一緒に頑張ろう。

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自分の体をそんなふうに使っていませんか。

根性論で使い倒して休息も与えず、その頑丈さをむしろ自慢したり、していませんか。

「甘いなあ、自分の場合は本当に体力があるから大丈夫」

と考えた方、一度私に触られにいらしてください。

受け取る、受け取らないはともかくとして、

私が子供の本音を聞いてみましょう。

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では、今日も良い一日をお過ごしください。


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