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執筆者の写真秋山妙子

痩せたいって、なんだろう?

こんにちは。暑い、暑い。

暑いのに、来てくださって、ありがとうございます。



腸を揉みつつ、色々なお客様の

「痩せたい」

を聞いているうち、

「痩せたいって、結局、なに???」

と考えるようになった。

細い人でも、腰や下腹のお肉を掴んで 

「痩せたーい」

と言う。

全身がカリッとしてないと、駄目らしい。太ってないのになあ。


その美貌と努力で「億」稼ぐ響さんは161センチ38キロ。

めちゃめちゃ細いけど、強い。強いわ。

彼女の前では「痩せない体質だから」「運動が苦手」などは通用せず、痩せると決めたら痩せるまで行動する、それだけだ。

でもなあ、細すぎて、人形みたい。

歌舞伎町界隈はこういう女の子が人気よね。

彼女は痩せて、かつ美容整形を重ね、そのルックスで指名が爆上がりしたそうだ。

痩せた結果が数字に出て、人生も変わった。

この、「痩せた!」成功例にもれなくついてくる「人生が変わる」件。

人生が変わるって、なんだろう。

息子も12キロ痩せたけど、男はそんなことで人生は変わらなさそうだ。

それにしても、それにしても、私も含め、なぜ揃いも揃って皆「痩せたい」のだろう。

「脂肪は醜い」って言う人は多い。

お客様でもストイックな方は「自己管理できてない体型は醜い」「脂肪の多い人と一緒に歩きたくない」と言う。

(ちなみに妙子さんの体脂肪は30%を超えてるので、なかなか複雑な気持ちで聞いています。笑)

反面、渡辺直美や森久美子のようなキャラも好かれる。彼女たちはそのボディラインを魅力に転換していて、「醜い」と感じる人は少ないんじゃないかな。

自然な自信。

「痩せたい」って、なかなか曖昧なゴールで、10キロ減っても足首がゾウみたいだとか、「ご病気ですか」「何かに似てると思ったら煮干しだ」などと言われるような痩せ方ではいけない。

女性の「痩せたい」はその殆どが「綺麗になりたい」に尽きる。

痩せても、髪ボーボーでズルズルのくたびれた服を投げやりに着ていたら、それは綺麗ではない。

「綺麗」は、投げやりなところには現れない。

姿勢も大切で、脂肪があっても堂々と姿勢の良い人はかっこいい。

自然さ、佇まい、姿勢。

これがあったら、痩せなくても充分綺麗なのではないかしら。

毎日考えているうち、もはや現在、私の「痩せたい」は、

「自分の周りが全員私より太っていたら、別に痩せなくてもいい」

程度だと自覚してしまった。

「えー?皆が行くから、私も進学ぅー」

と同じだ。

道理で、言われる訳だ、

「えっ?妙子さんって、痩せたいんですか??」

って。

お菓子貰うと大喜びしてるしな。笑

でもこれもまた、変わっていくのかも知れない。最近は身体が土嚢袋みたいに重く感じられて、なんとなく嫌だから。

そしたら友達がいきなりフェルナンド・ポテロの絵を送って来た。


しみじみと見ているうちに、画集を買いたくなりました。



デフォルメされてるとはいえ、いいなあ。

痩せたいですか。

綺麗になりたいですか。

醜いって、なんだろう?

今の身体は、醜いですか。

痩せたら、好きになりますか。

そのあたりの持論、美意識、自慢話、などなど。

是非、サロンで聞かせてね!

ちなみに先日は、何をどんなに食べても太れない、というお客様が来た。ビルマ僧衣が似合いそうだ。3食とも人より多く食べて、パスタはいつも250グラム食べるそうだ。

この人の食べたものは、どこでどうなってるの??

代謝が凄いのかしら。

うんちの内容は同じなのかしら。

身体は、不思議。

なるべくならどんな身体も、愛されますように。

とくに、自分の魂に。

語りに来てね!

ではでは、サロンでお会いしましょうー!

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