PCR検査をする時に唾液を2ml出すことになり、溝の口の無人アジトみたいな空間の隅、パーテーションの中のパイプ椅子でひとり、唾液を入れる細長いプラスチックケースを握りながら考えました。
高級な和室の対面で向き合う、私と、偉いおじさん。 白いお皿に乗った特大梅干しに、お箸。
「ささ、どうぞ、一口で食べるのが礼儀ですぞ」 (断れない状況)
キュウーン!!(唾液腺)
みたいなことをエンドレスで考えつつ、さらさらの綺麗な唾液が集まった。
寒い会場で、集まった唾液は温かい。
量は少ないけど、ホヤホヤの体液感が良かった。(唾液の場合、「とれたてですよ」「新鮮な唾液」みたいな表現は無い気がする。医療界隈ではあるのかしら)
それにしても、大きな梅干しを口に入れようとするとき、なぜためらってしまうのだろう。
あれを口にするときは、勇気が必要で、その勇気は水風呂に入るときと似ている。
そしてなぜ独特な顔の筋肉の収縮が起きるのか。梅干しを口に放り込むと、小さい子でも同じ顔をする。唾液腺が一気に引き絞られるからかな。
密林に住む人やイヌイットの人に食べさせても、同じ顔をするのだろうか。
唾液収穫作業を効率化するためには、梅干し動画を流しておけばいいのに。大型ビジョンだと、予算がかかっちゃうのか。あっ!QRコードで梅干し動画を案内すれば良いのでは。
私の考えてることなど殆ど実現されているので、探したらすぐ「PCR用梅干し動画」が見つかりました。笑
これから唾液を出す人は、これを見たら早いと思います。
酸っぱさ指数ってのはあるのかしら。 梅干し以上の酸っぱさのものも、あるかしら。
詳しい人、教えてね。
書いてるだけで、いまさら唾液ダクダクです(時差唾液)。笑
ではでは、サロンでお会いしましょうー!
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