• 秋山妙子

ワダ目ワダ科の文緒さん:アロマの明るい沼

今日は夕方から、アロマセラピストの重鎮:和田文緒さんに、サロンで使う精油のアドバイスを受けに行きました。


(↑持参したメモ帳)


文緒さんは日本で一番売れている精油の本を上梓した学者肌の女性です。その実績、なんと20万部。 で。 ムーミン谷にムーミントロールというある種族が住むように、 我孫子駅南口近くの鰻屋のビル、5階の一室「Seeds」にはワダ目ワダ科の文緒さんという生き物が生息しておりまして、 珍獣好きの妙子さんとしては観察アンテナがバリ4本立ちました。 文緒さんはかなり独特な時間軸、思考癖、すばらしい感性、霊感みたいなものが、彼女の頭の中にまろまろしていて、 同じ名前の精油について産地はもちろん、標高何メートルで採れたものなのか、種からなのか、挿し木からなのか、どのような方法で作られたのか、また希釈率によって香りの印象がどのくらい変化するのか、などなど、いろいろ教えてくれた。 のはいいんだけど、文緒さんの声というのが、私に話しているのか自分に話しているのかわからない面白い方向性を持つ、素敵な含みを持つ音だったので、私がメモを取りながら終始取り付かれていたことは、 「文緒さんの声は、ほんとに良い声だなあ」 ということでした。 (だいたい私は本筋と関係ない部分を拾って生きている) 彼女の声は、内向的な14歳が布団に入って電気を消してから、仰向けになって暗闇で目を開け、 「今日あったことは、数学の時間にプリントを落としてしまったこと」 などと一人で自分の振り返りをしている発声で、誰に向けているのかわからない自然な脱力の声は鎧を着ないままで、しみじみ可愛いのだった。 そしてそんな声でいろいろな植物の、ラテン人の名前のように長い専門用語や、ほとんど詩のように思われる微細な作用の差について、沢山の精油の茶色い瓶を開けて香りを差し出してくれながら教えてくれた。



(↑こんなにたくさん香りを教えてくれた。その数約30本。全部メモ帳に挟んで帰ったので、メモ帳が良い香り。(&油じみ)) 「それは分散した意識をまとめるの」 「小さくていろんな葛藤を抱えた人がそのまま眠れる力があります」 「息を吹き返して上下を通す作用」 などなど、その表現も素晴らしかったです。 最後に私むけのブレンドを作ってもらった。



ここまでの話を聞いて和田さんが受けた私の印象を元に、私が違和感を感じていることを話しながら、ついでに好きな香りを書いたメモを渡してみました。 私の話を聞くとき、精油を選ぶとき、ブレンドしたものを確かめるとき、それを嗅いだ私を取り巻く何か(エネルギー的なものらしい)の変化を見るとき。 文緒さんはこの4つの動作に対して「ふんふん」を4拍子で繰り返しながら、私のほうを見て目を細めつつ、 「左側が動いてなくて、左右に段差があるなあ。。。」 「これを嗅いだら、明るくなった」 「今ね、奥にあるものを、あるままに、小さく溶かすようにしているの」 「うん、芯に効いてる」 などとひとりごちながら、ブレンドをこしらえていった。 「はい。左右の高さがおちついて、空洞だったところが、満ち・満ち、と、来ましたよ」 と謎の言葉で完成したのが、10種類以上のブレンド精油です。凄い。


肌に直接つけられるように希釈してくれてある。 うわーん、嬉しい!神秘的。 誰かに紹介したいーーーー!!! というわけで、ここからレコメンド。 サロンで使う精油選び、またはブレンドのアドバイスをして欲しい人、 自分のことを思いっきり語りながら、自分用の精油を作って欲しい人。 1時間1万プラス実費で、この体験を堪能できます。 この情報量と香りの調和の妙技から来る満足感。受けて欲しいなあ。

帰り道、ずっと 「文緒さんって何かに似てるなあ・・・・」 と思っていたら、わかった。ウサギだわ。 家に着いてから文緒さんを描きたくなった。




今日も充実した一日でした。 という訳で、続きはサロンで。サロンでお会いしましょうー!

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