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サロン開業10周年

執筆者の写真: 秋山妙子秋山妙子

私がサロンを開業した日が2015年の3月1日。


10年経ちました。


「開業して、どうしていきたいですか、いくら稼ぎたいですか、〇年後はどうなるようにしたいですか」


この質問は勉強会的な場所に行くと、必ず聞かれる。

そして上記の問いに答えられる人は、目標通りになっている。


私は10年前も、今も、答えられない。だから10年前と規模が同じ。

小さなサロンで、準備して、施術して、記録して。


お客様の話を聞きながら体の観察をする、ということだけが続いている気がします。


46歳と、56歳と、10年経ったら、世界の様子が全然違う。


お客様も一緒に年を取って、話の内容も変わる。


恋愛話の代わりに、親の衰えの話が膨張してきました。


これから10年後までこのままの状態が続けられるかというと、自分の気力はあっても、お客様は減っていくのではないかと思います。


そのときはどうしようかな。できる限りこの仕事は続けていきたい、この仕事で思うように稼げずに、副業になってしまったとしても。


年を取るってどういうことなのか、お客様と一緒に。


色々ありましたけど、10年経ちました。


本当にありがとうございます。


私はちょっと変わっている認知があるらしいので、

何か不快なことがありましたら遠慮なくご指導の上、

よろしければこれからも、皆さまのお体を観察させてください。





















2025年3月1日

芦屋のサロンにて

秋山妙子






 
 
 

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