2019-10-25

本が好きで、書くことが好きで、

文もイラストも自分で書く仕事をするにはどうしたらいいのか

というふわっとした動機で美大を目指したものの、グラフィックデザインには落ちて、止むを得ず空間演出デザインへ。

もともと空間演出にはそれほど興味が無かったので、就職先に困った。

そこで当時付き合ってた元夫が、装丁をしている熊澤さんを紹介してくれて、熊澤さんの会社、パワーハウスで働くことになった。

私がどのくらい非常識な社会人だったのかは、投稿の長さが5メートルほど伸びてしまうのでおいといて、

とにかく熊澤さんは優しい方で、知りたがり屋の動物のような私をアッキ...

2019-7-23

本日サロンにペルシャ絨毯が入りました!!(何屋なのか)

施術が終わった時、最初に足を置くところが綺麗だったらどんなに良かろう、と去年の暮れに思い立ち、最初はウイリアム・モリスの玄関マットを検討。

一万円は高いなあ・・と思いつつ、半年考えているうちにもともとのペルシャ絨毯好きが目を覚まし、どんどん目が肥えた結果、予算をぶっちぎって購入した絨毯、1950年代の作品で草木染めの絹です。

中央の深い青は藍、黄緑はピスタチオ、黄色はサフラン。

絹は養殖蚕じゃなくて、山繭、天然の蚕の糸です。

おおおお・・・・・なんて素敵なんでしょう。

一人目のお客様は台湾...

2019-5-14

「万引き家族」を観て来ました。

これは去年、文化的アンテナを割合素敵に立ち上げる父が、

「日本の映画がカンヌで最高賞を受賞した」

に関心を寄せ、

田舎のイオンで上映が決まるなりネット予約をして観て来た後、

私に長々と感想を申し立ててきた映画なのです。

①世界のトップに立った日本映画と聞き、日本的または社会的なモチーフを壮大に取り上げた大河的映画だと思っていた

②世界のトップに立った日本映画と聞き、主演まわりは渡辺謙や役所広司など錚々たる役者が顔を並べているのだと思っていた

③世界のトップに立った日本映画と聞き、監督はクロサワ的に厳しい人がハンバーガ...

2019-4-27

「高校生の頃からビクトル・エリセが一番好き」

という映画好きのお客様がいらしたので、

先日「運び屋」を観た話をしました。

実在した90歳の麻薬運び屋から着想を得た映画。

「観たいけど、イーストウッドが好きだから、躊躇してるのよ。

あまりによぼよぼの彼を見たくないなと思って」

それは大丈夫!!(だと思う)


彼はとっても身勝手で、

もりもりグラマーな女の子と美味しいものが好きで、

差別用語を使ったり、悪い言葉を連呼したりする、

鼻持ちならない魅力的な爺に仕上がっています。

一緒に観た友達が


「ハッピーエンドだったね」


と言った。

私は全然ハッピーに感じなかっ...

2019-4-25

これは3月の記事ですが、

国立能楽堂に狂言を観に行って来ました。

狂言といえば、小学校4年か5年のとき、国語で「附子」(ぶす)をやったのです。

カセットテープで聞かされた「附子」を聞いて、仰天しました。

(野太い声のおじさん達が、何かふざけたことをしているのかと思った)

熱血な先生がこの狂言をいくつかに分け、


班に分かれて教室で演じろというので、


「このあたりのものでござる。こんにったようじあってやまひとつあなたへまいる」


からはじまってほとんど全部覚えている上、

歌の部分
「皆になるまで食うたれども
死なれぬ命目出たさよ
なんぼう頭かたの命や...

2019-3-01

本日、スウェディッシュマッサージikiのあるマンション

「ウィン青山」の3階で占い師をしているタロット・マホさんと、新宿末廣亭に行って来ました。



私の誕生日が1月、マホさんが3月。

じゃ間の2月に何か誕生記念祭をしようよ!ということで、妙子さんが寄席を提案したのです。(渋い)

(余談:ウィン青山2階のエントランスのおじさんは、私を「スウェーデンの人」と呼び、占い師マホさんを「イタコ」と呼ぶ。

二人合わせて「スウェーデンのイタコ」です。笑)

私の元セラピスト仲間が2人、新宿伊勢丹で働いているって聞いてたので

(1人は4階でフランスの...

2018-9-26

20代のある日、妹が

「黒澤明の「生きる」って映画に、妙ちゃんに、もー、そっくりな人がでてるの!!そっくりなの!!」

と言い、それを聞いた元旦那さん、記憶のピントが合ったと思ったら、立ち姿勢からしゃがみ込んで笑っていた。

二人のゲラゲラぶりから、どんな人なのか聞いたら、

くらーいおじさんが何を言っても「うんっ!!」って返事をして、そのおじさんが「これも食べるかね」って差し出したおやつも「うんっ!!(ムシャ、ムシャ!)」って食べちゃう人

と言うので、なんだかわからないけど頓狂で遠慮の無い田舎の子なのかなと思いつつ、この映画に縁の無いまま時の経つ...

2018-9-01

人がこしらえたものというのはあまねく全て、その人の様子が顕れますが、

なぜ作るかという純度が高く、開けているほど、近寄る人の魂を叩き、

雑味や動機が複雑になるほど、時空を突き抜ける力が弱まっていく。

それをはっきり感じられる展示でした。

3000-4000年前の純度の高さは、世界でも群を抜いていて、

強さ、曲線、大きさ、リズム、深さ、抽象度、自我の有りようのバランスが完全な形で整っていたので、

それは直ちに私たちが持っている深部に届き、

土器を見つめる人たちの目つきが細かく共鳴しているのがわかった。

黒目が濡れて、瞬きが止まって、顎の力が抜けたまま...

2018-7-27

個人的な観劇の感想です。
 

以前、第39回モスクワ国際映画祭にてダブル受賞を果たした「四月の永い夢」という映画に出資した方から、チケットを頂いて観て来た折、

そこに出ていた脇役の女の子がとても良かったので、彼女をフォローしてたら、この劇団に行き着き、観て来ました、マムとジプシーの「BOAT」。
 
前半は凄く良かった。

鳥かご、浜の作業員、丘の療養所、車椅子、灯台、余所者、煙突、そしてキーになるボート。

象徴的なシーン、象徴的な台詞が何度も何度も別の角度から繰り返されて、

たった一往復の会話のために細かく、素早く背景が展開されたりする。

それ...

2018-6-27

実はダンスの動画を見るのが大好きで、色んな国のダンスの動画を貯めてます。

時々黒人の赤ちゃんのリズム感に圧倒される動画がまわってくるけど、これは凄い。

地面を踏みつけるって、原始的な踊りの基本だと思います。

大学生の時、スペインのアンダルシア地方・マラガの「ロンダ」という小さな町にコトコトと汽車で行ったとき、

その白い壁の小さな町は小さなお祭りだったらしくて、明るいままの乾いた夜、拡声器でフラメンコが流れ出した。

そしたらこのくらいの歳の女の子が一斉に踊り出して、(この動画よりも笑顔で、ライトに)

フラメンコってのはスペイン人にとっては炭坑節み...

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