2019-10-08

大切なお客様の一人だったパラソルさんが亡くなった。86歳。

傘寿の傘という字から、ここではパラソルさんという名前を使っていました。

何度も通っていただきながら少しずつ打ち解けるうち、母、妻といった肩書きを脱いだ自由な感覚でお話ししてくれるようになり、子供時代の話などをたくさん伺った。

毎日することが無くて1日が長い、と言う。

なにをしたら楽しくて、時間が経つかしら。

魚を飼う、小鳥を飼う、フラを再開する、絵を描く、良い映画のDVDを買う、落語チャンネルのあるケーブルテレビを契約する、などなど、サロンに来る度に一緒に考えるようになった。

編み物が...

2019-9-10

お客様とお話ししながら、投げかけた提案がお客様にフィットしなかった場合。

男の人は、
「そうですねー、そうですねー」
とかなんとか言いながら、身体から横ストライプのオーラがさらさらさらーって、霧のように出る。

出ました横ストライプ。聞いてない。完全に流されてるわ・・・

あまりよろしくない生活習慣ともなると、
おかーさんもけっこうしつこく言います。
例え右から左へ、すーすー流されていても。
(たたみかける愛)

しかし何かのきっかけでこのストライプ連中は、

「秋山さん、僕気づいたんです!!これをやめたら、毎朝起きるのが楽で!!」

などと言う。

おかー...

2019-7-27

人の身体の見た目は本当に千差万別で、頭の大きさ、足や胴の長さに加え、骨の太さ、脂肪のつき方、胸やお尻の大きさや形、それに髪の毛、皮膚、顔。

特に女性は、美しさという点から、強度の差こそあれ、常に自分の身体に自問自答を強いられ続けているのが一般的で、

さらに家族や身近な大人から「醜い」の呪文が掛けられている人が多く、私もその一人です。

私は「たくましい身体」と(悪い意味で)言われ続けてきたので、細い人に対して、異様な憧れがありました。

細かったら、守ってもらえるし、繊細な感じがするし、服も似合う。

ある冬、細い友達と一緒に下北沢を歩いていて、強...

2019-7-23

先日いらしてくださったお客様、50代の男性。

繊細で優しい表情、痩せ型ですけど、骨格はしっかり。

2時間の施術をしながら、妙な身体の癖というか、使い方の蓄積を感じました。

どうしてこんな形に変化してるんだろう・・・・

狭くて細い箱の中で、壁に当たらないよう、身体を縮めているイメージ。

左右も天井もぶつかってはいけないような場所で作業や移動をしているようなイメージでした。

「どう言っていいかわからないんですけど、とっても狭いところでお仕事されてませんか?」

施術ベッドに横たわったままのお客様の目のピントがはっきり合って、少し見開かれ、奥行きが出て黒...

2019-6-22

ここ半年くらい、

施術が終わって身体が開いたお客様が最初に足を乗せる場所が強烈に美しかったらどんなに良かろう、

という発想が立ち上がってしまい、

水面下でずっとペルシャ絨毯を探しておりました。

ネットで見つけた、くらくらするような素敵な色合いの、予算度外視の一品が振り払っても振り払っても頭から離れず、お店を見たら群馬県、見に行こうと問い合わせたら、東京にしょっちゅう来てるので持参いたします、とのこと。

そこでやってきたのが堀川さん。

猛烈なアンティーク好きで、目がキラッキラ。

知識も深く、工房、年代、品質、購入由来などの物語が大好き。

堀川さんはア...

2019-5-24

リラクゼーション系って、ただ気持ち良いだけでしょ?

と治療系の方に言われると、


「治療にたどり着けず、すみません」


という気がしていたのですが、


先日セラピスト仲間と話しているときにはっきりしたことがありました。

私は、気持ちに寄り添ってもらうことで、勝手に元気になっていくタイプです。

体調が悪くなったとき、極力医療方面に行きたくないのは、

病名の判定よりも、なぜ体調が悪くなったのかを聞いて欲しくて、

何が関係してこうなったのかを一緒に考えて欲しいからです。(医療従事者にとって一番迷惑な患者)

こんにちの私の、そこそこの健康は、全方位からの「気...

2019-4-23

先日、長野から新規のお客様が二人揃って来てくださいました。

一日東京巡りにikiを追加して下さって、嬉しい限り。

はじめまして、です。お二人はお友達同士。その距離、なんとお住まいが徒歩5分。小学生の友達同士みたい。いいな。

同じ世代の歳で、同じくらいの世代のお子さんが3人ずつ。

感性が良く合って、お子さんの反抗期や家族のことなど、なんでも話して、相談し合って来た間柄だそうです。

お二人とも、「グリーフマッサージ(光の雨)」を選ばれました。

一人の施術中、もう一人が椅子に座って、施術を見ながら小さな声でお喋り。施術を受けるほうは話し声を遠くに聞き...

2019-1-10

スウェディッシュマッサージikiには80代の女性が複数人、いらしております。

全員、お嬢様からのご紹介。

皆さん戦争体験者で、食べ物の無い時に育ち、高度成長期に家族を支え、現在。

全く物怖じせずオイルマッサージを楽しむ方もいらっしゃれば、

こんな裸は絶対に見せられません、とボディケアだけ受ける方、

やってみます、とオイルマッサージにトライしてみる方。

保存食の作り方、今着ている洋服のお話、昔のお話、姑さんのお話。

娘の紹介とは言え、初めての場所に足を踏み入れる勇気、ましてや知らない人に触れられる勇気には頭が下がります。素敵。

皆様に深い経験と知恵が...

2018-11-27

押さえ込んでいた感情を出す様子を目の当たりにして感じたことを書きました。

書き終わった後、お客様に文章を見せて、またお話しました。

彼女には彼女の物語があって、それは誰かと分かち合えるようでいて、実は誰も彼女を知ることは出来ない。

「わかります」と言っても、それは厳密に言えば「あなたが今そう言っているという事実がわかる」のであって、

「あなたの気持ちが本当にわかる」訳では無くて、

だから皆、ちょいちょい的外れな同意を返してくるんです。

自分のことは、自分が咀嚼していき、自分が理解していく。

悲しみに向き合うってそういう作業なんだと思いました。

今日...

2018-11-26

ちょっと重いけど、「悲しみと、触れる力」について書きました。

悲しいことは、リアルに「傷つく」のです。

傷口をずさんに扱うと、腐敗します。

大切にしましょう。

暖色に透き通る葉が綺麗。

良い日を。

先日、大切なご家族とお別れを終えた方が、急に思い立って、予約を入れてくださいました。

痛いほどの悲しみ。

何週間か経って、外出できるくらいの体力が復活したら、施術を受けてみましょう。

「いつまでも泣いてちゃいけない」


「私までおおっぴらにに悲しんでは、まわりが心配してしまう」


「早く立ち直らないと」

大人になると強さが推奨されるので、特に悲しいことに関して...

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