人の身体の見た目は本当に千差万別で、頭の大きさ、足や胴の長さに加え、骨の太さ、脂肪のつき方、胸やお尻の大きさや形、それに髪の毛、皮膚、顔。
特に女性は、美しさという点から、強度の差こそあれ、常に自分の身体に自問自答を強いられ続けているのが一般的で、
さらに家族や身近な大人から「醜い」の呪文が掛けられている人が多く、私もその一人です。
私は「たくましい身体」と(悪い意味で)言われ続けてきたので、細い人に対して、異様な憧れがありました。
細かったら、守ってもらえるし、繊細な感じがするし、服も似合う。
ある冬、細い友達と一緒に下北沢を歩いていて、強...