ご家族も、出入りしながら

スウェディッシュマッサージiki(いき)では、さりげなく出張施術もしております。 施術代金に加え、出張費が基本2160円、それに交通費の実費。 お部屋にお布団を敷いて頂くか、ベッドでの施術。 ベッドの位置が難しそうな方はお電話にて相談しましょう。 オイルを通さないシートを敷いてからこちらで持参したシーツやタオルを敷きますので、お客様の寝具にオイルをつけることはありません。 オイルを使わないボディケア(指圧的な筋肉ほぐし)も承っております。 こちらのほうが気軽ですけど、やっぱり自宅で受けるオイルマッサージは特別。 お部屋のお掃除(お布団が敷けるくらい片付けてあれば細かいことは何も申しません)や、お茶の準備も要りません。 ★ 先日、奥様からのご依頼で旦那様の出張施術をしたとき、 「すみませんが9歳の息子が施術を見たいと・・・・。 途中、入ってくるかも知れませんけど、良いでしょうか」 と尋ねられました。 もちろんもちろん、いつでもどうぞ。 子供が見たら、きっと面白いと思いますよ。 と言って床に敷いたお布団で施術を開始し・・・・、 旦那様が仰向けになったところで本を片手に持った色白の小さな男の子がヒョイと入ってきました。 「こんにちは」 「こんにちは、好きに見ていってね」 その子は立ったまま、少しつま先立って 「この部屋はいいにおいがする!」 と言ってからパパの枕元に駆け寄り、パパの口もとにチュッ!とすると動物のように出て行ってしまいました。 あまりに突然のことに、旦那様も絶句。 「(かわいい!!)妖精みたい!!」 「いやいや、失礼致しました」 旦那様もちょっと照れながら「男の子の声

分解

所要があって2泊して、 さらに本日午前様で家に帰って電気をつけたら、 床一面に壊れた機械が散乱していたので、固まった。 何秒後かに思い出した。 朝、動かなくなって久しいFAXを捨てる前に、「どうせ捨てるなら解体してみよう」と思い立ち、工具を出してコリコリやっていたら出かける時間を超えてしまい、慌てて出かけたのだった。 それにしても基盤や配線コードが綺麗だなあ。。。 細かいものをこんなに沢山。 間違えずによくつけられるものだ。 色々と工夫されたプラスティック本体のフォルムも凄い。 総勢何人掛かってるんだろう。 そういうことを教えたらいいのにな、社会科は。 (あとはお金の授業と、生殖の年齢についての授業) おやすみなさい。

「レアンドロ・エルリッヒ展」 (見ることのリアル)

六本木の森美術館は金曜の夜10時まで展示が見られるという太っ腹な美術館なのです。 レアンドロ・エルリッヒ。 この人の有名作は金沢美術館にあるプール。 行こうかなーと思ってたところに面白い企画が流れてきました。 ヨリミチミュージアム。 学芸員を芯にして知らない人同士で鑑賞し、後で共有するというもの。 応募してみたら抽選で当たった。 私のチームはチェコ語を話す指導員さんを芯に、現代美術作品の購入もしている美術好きの会社員さん、建築関係の女性、そしてスウェディッシュマッサージ屋(←私)の4人。 自分の感じたことを後で共有するとなると、アンテナの立ち方が変わり、いつもの受容器が少し硬い感じになる。(感情が遠くにやられて、水彩画がモザイク絵に加工されていく感じ) 美術作品から感じたことを話すのはちょっと勇気が要る。 皆で同じ作品を見ても、見ている場所もひっかかる点も、五感の使い方も違う。 焦点の習慣や思い込みも露見する。 他のメンバーもフランス語講師、人形作家、薬学の院生などなど、専門分野のエッジが立っていて知的だった。(そして知的な人というのは、だいたいにおいて素敵な見た目なのだった) なのに皆、眼筋を解放しながら黒目がかっちりしていて、とても人懐こい目つき。懐が広く優しかった。声も静かで、そこも素敵だった。 話の内容をここにいくらでも記載できるけど完全なネタバレになってしまうので、やめましょう。 理数脳の人と一緒に回れたのは面白かった。 全体に言えることは、この作家さんは伝えたいことだけを伝えるために、非常に緻密な現場検証をしていることで、 例えば「サイコロ」のイメージを伝えたいとき

自然な前向き

父が癌の内視鏡手術をしてから毎日家族にメールが届きます。 父とは昔からメールや手紙でやり取りしていますが、彼の行動記録が仔細に書いてあるだけ。 感情や情景描写が極度に削ぎ落とされていて、山下清の理数版を思わせる唐突な文章。 私の悩みに対して 「了解しました。朝6時からはラジオ体操です」 という返信が来たこともあって、変な気持ちになることも多い。笑 今朝のメールがこれ。 「今朝飯を食べ終わりました。薄味で素材の組み合わせも日本的でよく煮込んだり焦げずに焼いたり毎食美味しく食べています。調理の参考にレシピをまとめてあります」 病院食が不味いという声が普通に耳に届く昨今、食事が美味しいという父のメールは新鮮だった。 私は「感謝をアウトプットしてる私♫」的な腹黒さが見え隠れする文章が大嫌いなので、 呼吸をするように自然な感謝が水打たれた文面に、父の佇まいを味わった。 父はところどころ病的に感じられる個性的な思考や感受性の欠落や強いこだわりがあるため、家族全員が口アングリみたいな時もある。 私も思春期には嫌悪に嫌悪を重ね、残酷な対応しかしてこなかった。 変人だけど好奇心旺盛で、いつ話しても面白い。 理想的な歳のとりかた。 お互いを許容し合う時期としては、もしかしてここ数年がピークかも知れない。 これから異質な部分が膨れ上がり、面倒な爺になっていくのかも知れないけど、私のルーツが父であることは嬉しいことだと思います。 春一番が空を清め、突き通りすぎて平面に見える、タレルの作品のような薄い青空。 今日も良い日に。